大谷翔平選手 怪我からの復活の裏側

投手としても打者としても、世界を熱狂させている大谷選手。

一方で、プロ入り前から毎年のように怪我に悩まされてきました。

高校時代は2011年に座骨関節の骨端線を損傷。
日本ハムでは16年の日本シリーズで右足首を痛めて17年10月に手術。
17年4月には走塁中に左太ももの肉離れでも約3か月戦列を離れ、
18年は右肘靱帯損傷で大手術、翌年には左膝で再び手術をしています。

このように怪我が多い原因の一つには、体のバランスが挙げられるようです。

投手と打者では使う筋肉が異なり、両方をやるためには両方に必要な筋肉をつける必要があり、

それが体のバランスを崩す原因になってしまっています。

さらに、速球を投げるということはさらに怪我のリスクがあがるということ。

 

いつでも心構えができていた

投打両方を突き詰めるということは、いつでも怪我をする可能性があると考えていたそうです。

その心構えができていたからこそ、いざ怪我をしたときに落ち込みすぎず、怪我の治療とリハビリに打ち込み、

回復後の未来を思い描いて耐えられたのでしょう。

一流のプレイヤーは、考え方やマインドの面でも一流ですね。

心の準備はできていても、毎年のように怪我に悩まされたら落ち込んでしまうのが

普通だと思います。

それを乗り越えるだけの精神力もまた、大谷選手の活躍の源なのですね。

 

打てることがリスクヘッジ

さらに驚くべきことに、2018年の右肘の怪我の手術後、まだ投手としては出場できるほど

回復していなくても、打者として試合に出ていました。

これを後のインタビューで「自分には打つ方があると思っていた」と言っています。

二刀流は怪我や体力面でのリスクが上がる一方で、怪我をした際には

逆にリスクヘッジにもなるということ。

これはやろうと思ってもなかなかできません。

大谷選手だからこそ、成せることだと思います。

 

大谷選手の人生のシナリオを具体的に描き、そこに向かって淡々と行動する姿勢は

夢を叶え充実した人生を送るために最も必要なことだと気付かされます。

今後の大谷選手の活躍を見守りながら、大谷選手のように子どもに夢を与えられる存在に

なれるように行動したいと思いました。

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